異業種からジム業界へ参入した成功事例をもとに、各業界がどのような強みや既存資源を活かして成果につなげているのかを整理します。あわせて、異業種参入が成立しやすい理由や、ジムフランチャイズ経営において共通して押さえるべき判断ポイント・注意点を解説し、自社(自身)の業種でも再現可能かを判断するための材料を提供します。
| 社名 | 光丸商事 |
|---|---|
| 運営店舗数 | 2店舗 |
| 事業内容 | 公式HPに記載なし |
神奈川県を拠点に卸売・小売事業を展開する光丸商事は、新たな収益の柱としてフィットネス事業に着目し、24時間営業のワールド
プラスジムを2店舗運営しています。
卸売・小売業は、季節要因や価格競争の影響を受けやすく、売上が不安定になりやすい業態。一方、ジム事業は月会費による継続収入が見込めるため、収益構造の安定化に寄与します。
特に駐車場を併設したロードサイド型ジムは、車移動が主流のエリアと相性が良く、日常利用しやすい立地を選定できた点が成功要因といえるでしょう。既存事業とは異なる業態でありながら、立地特性を活かした出店戦略が成果につながった事例です。
※参照元:ワールドプラスジムHP(https://franchise.worldplus-gym.com/)
| 社名 | 明日家プロダクツ |
|---|---|
| 運営店舗数 | 5店舗 |
| 元の業界 | 建設業界 |
| 事業内容 | デザイナーズ住宅の設計監理・請負など |
明日家スタジオは、デザイナーズ住宅の設計・監理・施工を手がける建築関連企業で、茨城県内を中心にジムを5店舗展開しています。住宅業界は、景気動向や地域人口の変化によって受注量が左右されやすい側面があり、同社も安定した収益基盤を確保できる新規事業を模索していました。
都市部と比べて大型ジム施設が少ないエリアでは、「身近に通えるジム」への需要が高く、そうした地域特性を捉えた出店戦略が奏功したと考えられます。
また、土地活用や不動産の目利きに強みを持つ住宅関連企業ならではの視点を活かし、ロードサイド型ジムに適した立地を選定できた点も、安定運営につながった要因です。建築業界で培った知見を、物件選びや出店計画に転用できたことが、成功の再現性を高めた事例といえるでしょう。
※参照元:ワールドプラスジムHP(https://franchise.worldplus-gym.com/)
異業種からのジム参入が成功しやすい背景には、既存事業で培った「顧客対応力」「業務プロセス管理」「データ活用力」などを、
そのままジム運営に転用できる共通構造があります。
特にパーソナルジムや24時間ジムは、在庫管理が不要で、設備・人材管理も比較的シンプルなため、異業種であっても学習コストを抑えながら運営に入れる点が強み。
また、既存の顧客基盤や遊休不動産、取引先ネットワークなどを活用できるケースも多く、参入初期の負担を抑えつつ、早期に運営を軌道に乗せやすい点も特徴といえるでしょう。
異業種参入では、業界未経験であっても一定水準の運営を再現できる「仕組み化されたブランド」を選ぶかどうかが、成功率を大きく左右します。
物件選定、内装設計、マシン構成、集客導線づくりまでが体系化されているフランチャイズは、オーナー個人の専門知識や経験に依存しにくく、出店後の運営品質にもブレが生じにくい点が特徴です。
複数店舗展開を視野に入れる場合、オペレーションの再現性や本部サポートの安定性は、短期的な売上だけでなく、長期的な収益性に直結する重要な判断軸となります。
異業種の強みは、出店場所との相性によって、さらに発揮されます。
たとえば小売業は生活動線への理解が深いため、商業施設の立地と相性が良く、既存顧客を取り込みやすい点が特徴。建築業は、ロードサイド型や広めの区画を活用した出店に強く、内装や設備を最適化することで、他ジムとの差別化を図りやすい業種といえます。
また、美容・ヘルスケア業界は、都市部や駅前立地で既存顧客とのクロスセルを狙いやすいなど、「業種 × 立地」の組み合わせによって成功パターンが大きく変わることがわかります。
異業種からのジムフランチャイズ参入における成功例には、「元の業界で培った強みを運営に転用している」という共通点があります。小売業であれば接客力や会員管理のノウハウ、建築・不動産業であれば物件選定や設備計画といった強みが、ジム運営に活かされています。
あわせて重要なのが、都市型・ロードサイド・テナントなど、出店場所と業態の相性を見極めたブランド選定です。立地特性に合わない業態を選ぶと集客や運営が不安定になりやすいため、実績のある出店モデルを持つ本部を選ぶことが重要となります。
集客や運営の仕組みが体系化されたフランチャイズ本部を選定することで、未経験でも再現性の高い運営が可能となり、結果として
安定した経営や多店舗展開につなげやすくなります。
異業種からジム事業へ参入し、安定した成果を上げている企業には共通した背景があります。それは、自社の本業で培った強みを正しく理解し、「安定収益の確保」や「既存事業との相乗効果」に結びつけている点です。
加えて、自社の商圏特性や顧客層に合ったフランチャイズ本部・立地を選定し、無理のない運営モデルを構築している点も重要なポイントといえるでしょう。
業種の強みと出店場所を適切に掛け合わせることで、成功を一過性で終わらせず、再現性のある成長につなげることが可能になります。異業種参入を検討する際は、この視点を軸に判断することが欠かせません。
ジム開業では、都市部・郊外・商業施設など出店場所によって選ぶべきフランチャイズも大きく変わります。当メディアでは各出店場所を得意とし、実績数を持つフランチャイズをわかりやすく紹介しています。ぜひ出店計画の参考にしてください。
3つの異なるフランチャイズの「戦略・強み・収益性の違い」をひと目で比較できるよう、表にしました。なぜこのモデルがおすすめなのか、他の選択肢とどう違うのかを詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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都市部なら
駅前立地 × ブランド力で
30坪~でも高い集客を 実現 chocoZAP (チョコザップ)
画像引用元:chocoZAP公式HP(https://chocozap.jp/studios/623)
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郊外なら
郊外店舗5年以上の
継続率89%※1 ワールドプラスジム
画像引用元:ワールドプラスジム公式HP(https://franchise.worldplus-gym.com/)
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商業施設なら
テナントの制約条件内で
満足度の高いジムづくり ATTivoGYM (アッティーボジム)
画像引用元:ATTivoGYM公式HP(https://attivo.jp/natori_iwanuma.html)
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| 実績 ※全国店舗のうち 場所ごとの店舗数 |
三大都市の店舗数 670/1846店舗※2 |
郊外の店舗数 120/160店舗※3 |
商業施設内の店舗数 30/31店舗※4 |
| 初期投資総額 | 1,500万円〜 | 6,300万円 | 公式HPに記載なし |
| 平均投資 回収期間※5 |
公式HPに記載なし | 42ヶ月 | 公式HPに記載なし |
| 直営店舗数・ FC店舗数※6 |
全国1,846店舗 (直営・FC不明) |
全国160店舗 (直営62店舗/FC98店舗) |
全国31店舗 (直営・FC不明) |
| 必要坪数 | 30〜60坪 | 80~120坪 | 公式HPに記載なし |
| 契約期間 | 7年 | 5年 | 公式HPに記載なし |
| 運営スタイル | 無人型 | 有人型 | 有人型 |
| 顧客単価※7 | 月額3,278円(税込) |
月額6,570円~8,800円 (税込) |
月額3,300円(税込) ※家族2人まで利用可能 |
| 公式HP |
※1 参照元:ワールドプラスジム公式HP|2026年1月調査時点(https://franchise.worldplus-gym.com/)
※2 参照元:chocoZAP公式HP|2026年1月調査時点(https://chocozap.jp/studios/search/area)
※3 参照元:ワールドプラスジム公式HP|2026年1月調査時点(https://franchise.worldplus-gym.com/)
※4 参照元:ATTivoGYM公式HP|2026年1月調査時点(https://attivo.jp/branch.html)
※5・6・7 2026年12月調査時点