ジム開業に必要な坪数

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ジムの開業にあたり、物件探しは事業の方向性を決定づける重要なステップです。その中でも「坪数(広さ)」の選定は、導入できるマシンの数や提供できるサービス、さらには家賃や内装費といった資金計画に直結します。

本記事では、ジムの業態ごとに求められる広さの基準や、レイアウトにおけるスペース配分の基本、物件選びの注意点について詳しく解説します。

ジム開業における坪数の重要性

ジム経営において、テナントの広さは売上の上限や固定費のバランスを左右する要素です。広すぎれば持て余したスペースに対して無駄な家賃を払い続けることになり、逆に狭すぎると会員の利便性が低下したり、希望するマシンを設置できなかったりするリスクが生じます。事業計画に合わせた適切な広さを見極めることが、安定した経営の第一歩となります。

【業態別】ジム開業に必要な坪数の目安

ターゲット層やサービス内容によって、求められる広さは大きく異なります。代表的な3つの業態に分けて解説します。

パーソナルジム・マイクロジム(10〜20坪)

1対1の指導をメインとするパーソナルジムであれば、10坪から20坪程度がひとつの基準となります。パワーラックやスミスマシンなど、必要最低限の機材を配置し、着替えのスペースを設けるだけであれば、マンションの一室や小規模なテナントでも十分に機能します。家賃や内装費を抑えやすく、初期投資を低く保てるのが特徴です。

24時間営業ジム・特化型ジム(30〜60坪)

フリーウェイトエリアや有酸素マシンを複数台設置し、会員が自由にトレーニングを行う24時間ジムの場合、30坪から60坪程度が一般的です。会員同士の動線を確保しつつ、ゆとりを持ってマシンを配置するためにはある程度の面積が求められます。ランニングコストと集客力のバランスを取りやすい規模感と言えます。

総合型フィットネスクラブ(100坪以上)

プールやスタジオ、広大な温浴施設などを併設する総合型の場合は、100坪以上の大規模な物件が必要です。多くのスタッフを雇用し、幅広い層の会員を受け入れるための広大な駐車スペースなども求められるため、資金力と高度な運営ノウハウが求められる領域です。

ジムのレイアウトにおけるスペース配分の基本

物件の坪数が決まったら、その限られた空間をどのように配分するかが重要になります。

トレーニングエリア

ジムのメインとなるスペースであり、全体の60%から70%程度を割り当てるのが一般的です。マシンのサイズだけでなく、利用者が安全に動ける通路幅や、インターバル中に待機するスペースも考慮して配置を計画します。

更衣室・シャワールーム・トイレ

水回りは会員の満足度に直結する部分です。シャワーの有無は業態によりますが、更衣室やトイレは清潔感があり、使いやすい広さを確保することが大切です。全体の20%程度が目安となりますが、近年はシャワーを省いてトレーニングスペースを広く取るコンビニ型のジムも増えています。

受付・カウンセリングスペース

入会手続きや会員とのコミュニケーションを行う場所です。パーソナルジムの場合は、リラックスして話せるカウンセリングルームを個室で設けることもあります。

坪数と開業資金(内装費・家賃)の関係

テナントの広さは、初期費用と毎月のランニングコストに直接影響を与えます。

坪単価から計算する内装費の相場

ジムの内装費は、居抜き物件かスケルトン物件かによって大きく異なります。スケルトン状態からの工事であれば、坪単価20万円から40万円程度を見込んでおくのが無難です。30坪の物件であれば、600万円から1,200万円程度が内装費の目安となります。

固定費として重くのしかかる賃料の考え方

家賃は毎月発生する固定費です。売上目標に対して家賃比率が高すぎると、経営を圧迫する要因になります。周辺の相場をしっかりと調査し、事業計画上の損益分岐点をクリアできる賃料の物件を選ぶことが大切です。

失敗しないジム物件選びのチェックポイント

広さ以外にも、ジム用の物件探しで注意すべき設備面の条件があります。

床の耐荷重

トレーニングマシンは非常に重量があります。一般的なオフィステナントでは床の耐荷重が不足している場合があり、床が抜けるといったトラブルを防ぐためにも、契約前に建築図面等で耐荷重(1平米あたり何キロまで耐えられるか)を確認しておくことが重要です。

天井の高さ

懸垂マシンやケーブルマシンなど、高さのある機材を設置する場合、天井高が足りないと導入できないことがあります。また、空間が広い方が開放感があり、会員にとって快適なトレーニング環境となります。床を補強したりマットを敷いたりすると実質的な天井高はさらに低くなるため、余裕を持った高さが必要です。

防音・防振対策

ウェイトを床に置く際の衝撃音や、複数人が動く振動は、上下階や隣接するテナントとのトラブルの原因になりやすいです。1階の物件を選ぶ、あるいは床に防振マットを何層にも敷き詰めるなどの対策を講じる必要があります。

まとめ

ジム開業における適切な坪数は、どのようなジムを作りたいかというコンセプトによって決まります。まずは自身のビジネスモデルを明確にし、それに合った広さの物件を探すことが肝心です。

初期費用や固定費のバランスを慎重に見極め、耐荷重や防音といったジム特有の条件もクリアできる理想の物件を見つけてください。

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670/1846店舗※2
郊外の店舗数
120/160店舗※3
商業施設内の店舗数
30/31店舗※4
初期投資総額 1,500万円〜 6,300万円 公式HPに記載なし
平均投資
回収期間※5
公式HPに記載なし 42ヶ月 公式HPに記載なし
直営店舗数・
FC店舗数※6
全国1,846店舗
(直営・FC不明)
全国160店舗
(直営62店舗/FC98店舗)
全国31店舗
(直営・FC不明)
必要坪数 30〜60坪 80~120坪 公式HPに記載なし
契約期間 7年 5年 公式HPに記載なし
運営スタイル 無人型 有人型 有人型
顧客単価※7 月額3,278円(税込) 月額6,570円~8,800円
(税込)
月額3,300円(税込)
※家族2人まで利用可能
公式HP

※1 参照元:ワールドプラスジム公式HP|2026年1月調査時点(https://franchise.worldplus-gym.com/)

※2 参照元:chocoZAP公式HP|2026年1月調査時点(https://chocozap.jp/studios/search/area)

※3 参照元:ワールドプラスジム公式HP|2026年1月調査時点(https://franchise.worldplus-gym.com/)

※4 参照元:ATTivoGYM公式HP|2026年1月調査時点(https://attivo.jp/branch.html)

※5・6・7 2026年12月調査時点

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