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坪数別(80〜120坪クラスの大型店舗特化)

ジムのレイアウト・動線設計
坪数別(80〜120坪クラスの大型店舗特化)

ジムFC開業に向けて物件探しを進める中で、候補となる物件が80坪、100坪、120坪…とある程度の広さに固まってくると、次に気になるのが「このスペースにマシンをどう配置し、会員がどう動く動線を作ればよいのか」という具体的なレイアウト設計ではないでしょうか。小規模ジムのレイアウトを解説する記事は多く見つかる一方、80坪を超える大型店舗の坪数帯に絞ってゾーニングや動線の考え方を解説した情報は意外と少なく、
「総合フィットネスクラブのような大がかりな話になるのでは」「動線設計を間違えて、開業後に内装工事をやり直すことになったら…」と不安を感じている方もいるはずです。このページでは、80〜120坪クラスの大型・マシン特化型ジムを想定し、坪数によってレイアウト・動線設計がどう変わるのか、ゾーニングの考え方と注意点を整理して解説します。

ジムのレイアウト・動線設計はなぜ坪数によって変わるのか

ジムのレイアウトを考えるうえでまず押さえておきたいのが、坪数と面積配分の関係です。当サイトの記事「ジム開業に必要な坪数」でも触れている通り、ジムの店舗面積は一般にトレーニングエリアに全体の60〜70%程度、更衣室・シャワールーム・トイレ等に20%程度を割り当てるのが目安とされています。この配分比率自体は業態を問わずおおむね共通していますが、
坪数が大きくなるほど「トレーニングエリアの中身」が複雑になる点に注意が必要です。

例えば10〜20坪のパーソナルジムであれば、トレーニングエリアはワンフロア・ワンゾーンで完結し、動線を考える余地はほとんどありません。しかし80〜120坪クラスになると、トレーニングエリアだけで50〜80坪前後の広さになり、その中にフリーウェイト・マシン・有酸素・ストレッチなど複数のゾーンを作り、それぞれをどうつなぐかという「ゾーニング」と「動線」の設計が初めて本格的に必要になります。坪数が増えるとレイアウトの自由度が上がる一方、動線設計を誤ったときの手戻りコスト(内装工事のやり直し)も比例して大きくなるため、開業前の設計段階でどこまで詰められるかが重要になります。

ジム開業に必要な坪数
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80〜120坪クラスはどんなジムに向いた規模か

当サイトの既存記事では、ジムの坪数帯を「10〜20坪程度のパーソナルジム・マイクロジム」「30〜60坪程度の24時間営業ジム・特化型ジム」「100坪以上の総合型フィットネスクラブ」の3つに大別しています。80〜120坪クラスはちょうどこの中間からやや上に位置し、総合型と言い切るには機能を絞った業態も多く、かといって30〜60坪の特化型よりも明らかに広いという、独自のポジションを持つ規模帯です。

この坪数帯で実際に多いのが、郊外・ロードサイドに出店し、十分な駐車場を確保したうえでマシンを絞り込んで数多く並べる「大型マシン特化型」の業態です。駅前・ビルインの物件では80坪以上を確保すること自体が難しく賃料負担も重くなりやすい一方、郊外ロードサイドであれば坪単価を抑えながら大型区画を確保しやすいという立地特性が背景にあります。

24時間ジムの立地は駅前とロードサイドで
どう違う?を詳しく見る

郊外ロードサイド型の大型店舗では、来店の多くが車利用になるため、建物内のレイアウトだけでなく、駐車場から入口までの外構動線もあわせて設計する必要がある点も、小規模ジムとの大きな違いです。

フィットネスジムの駐車場に必要な
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80〜120坪クラスのゾーニングの考え方

フリーウェイト・マシン・有酸素・ストレッチをどの順序で並べるか

小規模ジムのレイアウトを解説する記事の多くは、「出入り口付近には有酸素マシンを、奥のエリアにはフリーウェイトなど負荷の高い器具を配置する」という原則を紹介しています。有酸素マシンは比較的単純な動きで初心者でも使いやすく、フロントからスタッフの目が届きやすい場所に置くことで安全性を確保しやすいためです。逆にフリーウェイトエリアは大きな可動域とバーベルの落下スペースを必要とするため、動線の突き当たりなど他の利用者の通行を妨げにくい位置に配置するのが基本とされています。

80〜120坪クラスでは、この原則を1本の動線ではなく「複数エリアをまたぐ回遊動線」として設計し直す必要があります。具体的には、①出入口・受付付近に有酸素マシンゾーン、②その奥にマシントレーニングゾーン、③さらに奥または区画を分けてフリーウェイトゾーン、④動線の一角にストレッチ・ケアエリア、という順序でゾーンを連続させ、各ゾーンの入口を隣接させることで会員が迷わず回遊できる動線を作るのが基本的な考え方です。

マシンを並べる前に確認しておきたい設備条件

80〜120坪クラスで多数のトレーニングマシンを並べる場合、レイアウトを検討する前に物件側の設備条件を確認しておく必要があります。特に大型マシンを複数台まとめて設置するエリアは床の耐荷重が問題になりやすく、天井高・柱の位置・電気容量も後から変更するのが難しい要素です。

ジム開業の物件選びに気を付けたい
床の耐荷重とはを詳しく見る

なお、具体的にどのマシンを何台導入するかという選定・予算配分は、坪数だけでなく想定会員数やターゲット層によっても変わってくるため、以下の記事もあわせてご確認ください。

ジム開業に必要なトレーニングマシンの
選び方と予算別構成を詳しく見る

ジムマシンの選び方と
導入費用を詳しく見る

大型店舗ならではの動線設計の注意点

複数ゾーンをまたぐ回遊動線を意識する

30〜60坪クラスまでの特化型ジムであれば、動線は基本的に「入口から奥へ、奥から入口へ」の一往復で完結します。しかし80〜120坪クラスになると、フリーウェイト・マシン・有酸素・ストレッチという複数ゾーンを会員が行き来することが前提になるため、ゾーンとゾーンの「つなぎ目」に十分な滞留スペースを確保できているか、通路が交差する箇所で利用者同士がぶつかりやすくなっていないかを、什器の配置段階でシミュレーションしておくことが重要です。

スタッフ不在時間帯を前提にした安全動線・緊急時動線

本サイトで扱う多くのジムフランチャイズは、24時間営業・省人化運営を前提としており、深夜・早朝などスタッフが常駐しない時間帯が発生します。総合フィットネスクラブ向けのレイアウト解説では有人スタッフが常時巡回する前提で動線が語られがちですが、省人化運営の大型店舗では、非常口・AED設置場所・緊急通報装置までの動線を、店舗のどのゾーンからも短い経路でたどり着けるように配置しておく必要があります。特に80〜120坪クラスのようにフロアが広がるほど、奥のフリーウェイトゾーンから出入口までの距離が伸びやすいため、動線設計の段階で意識しておきたいポイントです。

レイアウト・動線設計でよくある失敗と回避策

大型店舗のレイアウトでよくある失敗として、以下のようなパターンが挙げられます。

  • マシンを先に発注してからレイアウトを検討してしまう:台数・機種が先に決まると、ゾーニングの自由度が下がり、動線が窮屈になりがちです。
  • 人気の高いマシンを入口付近に集中配置してしまう:利用が集中する時間帯に、入口付近が混雑・渋滞しやすくなります。
  • ゾーン間の通路幅を後回しにして什器を先に確定してしまう:什器・マシンの配置が先に固まると通路が確保できず、開業後に配置変更の内装工事が必要になるケースがあります。

こうした失敗の多くは、内装工事に着手する前の設計図面の段階でゾーニング・動線を確定させず、マシン発注や什器選定を先行させてしまうことが原因です。特に80〜120坪クラスは工事範囲が広く、レイアウト変更にともなう内装費用の負担も小規模店舗より大きくなりやすいため、設計段階で複数のレイアウト案を比較検討しておくことをおすすめします。

ジムの内装にかかる費用
を詳しく見る

まとめ

ジムのレイアウト・動線設計は、坪数が大きくなるほど「面積配分の比率」だけでなく「ゾーンをどう区切り、どうつなぐか」という動線そのものの設計が重要になります。80〜120坪クラスの大型マシン特化型ジムでは、出入口付近から奥に向けて有酸素・マシン・フリーウェイトの順にゾーンを連続させ、ゾーン間の回遊動線とスタッフ不在時間帯の安全動線をあわせて設計することが、開業後のレイアウト変更・手戻りコストを避けるポイントです。物件の床の耐荷重や電気容量といった設備条件、マシンの選定・導入費用については、それぞれ専門の記事で詳しく解説していますので、あわせてご確認ください。

ジム開業では、出店場所によって成功のポイントが異なるため、立地に合ったフランチャイズ(FC)選びが重要です。

例えば都市部はブランド力や集客力、郊外は継続利用につながる顧客満足度、商業施設は施設来館者を取り込む運営ノウハウが求められます。当メディアでは、それぞれの出店形態で実績を持つフランチャイズ(FC)のTOP3を紹介していますので、ぜひ出店計画の参考にしてください。

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実績
※全国店舗のうち
場所ごとの店舗数
三大都市の店舗数
670/1846店舗※2
郊外の店舗数
120/160店舗※3
商業施設内の店舗数
30/31店舗※4
初期投資総額 1,500万円〜 6,300万円 公式HPに記載なし
平均投資
回収期間※5
公式HPに記載なし 42ヶ月 公式HPに記載なし
直営店舗数・
FC店舗数※6
全国1,846店舗
(直営・FC不明)
全国160店舗
(直営62店舗/FC98店舗)
全国31店舗
(直営・FC不明)
必要坪数 30〜60坪 80~120坪 公式HPに記載なし
契約期間 7年 5年 公式HPに記載なし
運営スタイル 無人型 有人型 有人型
顧客単価※7 月額3,278円(税込) 月額6,570円~8,800円
(税込)
月額3,300円(税込)
※家族2人まで利用可能
公式HP

※1 参照元:ワールドプラスジム公式HP|2026年1月調査時点(https://franchise.worldplus-gym.com/)

※2 参照元:chocoZAP公式HP|2026年1月調査時点(https://chocozap.jp/studios/search/area)

※3 参照元:ワールドプラスジム公式HP|2026年1月調査時点(https://franchise.worldplus-gym.com/)

※4 参照元:ATTivoGYM公式HP|2026年1月調査時点(https://attivo.jp/branch.html)

※5・6・7 2026年12月調査時点

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